「きみが選んだ死刑のスイッチ」 [生活]
読んでしまうのに、時間がかかりました。
何故か眠くなってしまって、ページが進まず、
やっと読み切りました。
理論社の「よりみちパン!セ」シリーズは
中学生以上を対象としたシリーズで
字も大きく、ルビもふられているので
小学生でも十分読めます。
http://www.rironsha.co.jp/special/series/index.html
以前、この本の同著者、森達也さんの
「いのちの食べかた」を読みまして、
色々と考える事が多かったので
今回はこの本を読んでみました。
以下は理論社HPよりの抜粋です↓
「ホームルーム、裁判員制度、死刑。
この三つに共通する、最大の注意点はなんでしょう?
答えは、この本のなかにあります。
「思考停止」を乗り越え、
手遅れになる前にじっくりと考えるための、入魂の一冊。」
数年後、20歳を迎える10代の子供達に
いつかは選ばれるであろう、裁判員。
その前にしくみを知っておこう、という本です。
私は裁判員制度、ちっとも理解していません。
理解しようにも、どうせすぐにこの制度、なくなるんじゃないか、、
と思っていたから深く追求することなかったのですが、
この本を読んで、ものすごく考えてしまいました。
そして、「死刑」のこと
本当に分かっていなかったことが
ショックだった。
死刑執行方法は以前から知っていたのですが
本当の意味での死刑とは??
考えで頭がぐちゃぐちゃになります。
死刑廃止を決めたフランスの法務大臣のスピーチの一部が
記載されていたのですが、
ぐっと胸にくるものがあります。
ティーン対象のものでも、なかなか踏み込んだ内容だったので、
今度はこちらを読んでみたいです。
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