読んでみました [生活]
私は、世の中の事をあまり分かっていません。
だから、その時々でたじろいだり
うろたえたり
身構えたりするのですが、
同じ日本に住みながら
リアリティのない事柄だったので
あまり関心を寄せる事もなく
ニュースで冤罪の話を
聞いた所で(つい最近もありましたが)
遠い遠い、
本当に恥ずかしながら
リアリティを感じない事だったので
この本を読んだ後は
というか、後半にかけて一気に
頭が痛くなり
自分の考えがまとまらずに
涙が出て止まりませんでした。
死刑
国が人を殺す事
分かってる事。
でも、それは
分かってるつもりになっていたようで
一般に知らされていない事実を知ると
ざわざわと胸騒ぎがしました。
本を読むまで
どちらかといえば
死刑存置派よりの考えだったのですが
読めば読む程に
分からなくなりました。
必要なのかどうか
根本的に一体どういう事なのかも
でも、意識は確実に
変わってると思います。
しかし、答えは出ないのです。
死刑については僕も無いに越したことはないんやろうけど・・・程度の知識しか持ってないです。
また、死刑についてもう少し知っておいた方がええかな~とかいろいろ考えた時期も確かにあったりしましたが、
たぶん、おそらく、そんなことよりも日々前を向いて生きていくことを考える方が絶対的に大事だと最近は思います。
by A2C (2009-10-15 09:29)
知らないで日常を過ごすのと、
知っていて日常を過ごすのとでは、
見える景色が違います。
なので、私には、考えるいいきっかけと
なりました。
「死」についてではなく
「生」についてです。
by apple50 (2009-10-21 14:17)